書評

【書評】200万人「挫折」と「成功」からわかった 継続する技術を読んで

moptrip0822@gmail.com

ギターの練習をしている友人がいます。

彼は、毎日ギターを弾いていないと落ち着かないそうです。

一方で、

「よし、今日から毎日やるぞ!」

と意気込んで始めたことが、
いつの間にか消えている経験は、誰にでもあるはずです。

この差の正体は何でしょうか。

それは、**才能でも根性でもなく「習慣」**です。


習慣化は、だいたい失敗します

まず知っておきたい事実があります。

  • ランニングを始めた人のうち、**93.9%**が30日以内に挫折
  • 1日でもサボると、**69.1%**の人が二度と行動しなくなる

それにもかかわらず、私たちは

「これくらいならできるでしょう」

と、ほぼノー対策で始めてしまいます。

学生時代に部活や受験勉強が続いたのは、
意志が強かったからではありません。

強制力があったからです。

大人になると、サボっても誰にも怒られません。
だから習慣は簡単に崩れます。

習慣化は難しい。
しかし、それを前提にすれば、対策はすでに研究し尽くされています。


賢者のからくり|習慣化 三原則

無数にある「習慣化のコツ」は、
突き詰めると次の三原則に集約されます。

この原則を守ると、
習慣化の成功率は8.23倍になります。


原則① 目標を、ありえないほど下げる

失敗する人の多くは、最初から目標が高すぎます。

  • SNSに宣言する
  • ご褒美を用意する
  • 仲間をつくる

これらも、目標が高いままでは三日坊主で終わります。

正解は、**「5分以内」**です。

  • 準備も含めて5分で終わる目標にする
  • 5分以上やるのはOK
  • ただし最低ラインは絶対に下げない

5分でできる目標にすると、
成功率は3.13倍になります。

「そんな低い目標で意味があるのか」と思うかもしれません。

しかし、やる気がない日でも少し動けると、

やる気 → 行動 → やる気

という好循環が切れなくなります。

実際、低い目標を設定した人の**97%**が成果を実感し、
**98%**が「低くしてよかった」と感じています。


原則② 動けるときに思い出す

同じ行動でも、

楽にできるタイミングと、
地獄のように重いタイミングがあります。

人は「ダラダラモード」のときに行動できません。
さらに、人は必ず忘れます。

やる気のある人ほど、
「覚えている前提」で失敗します。

ポイントは**「時間」ではなく「きっかけ」**です。

  • 歯磨きの後
  • お風呂に入る前
  • 家に帰ってカバンを置いた直後

など、すでに動いている行動の前後を狙います。

必要であれば、リマインダーを使い、
行動を連想させる物を目につく場所に置きます。

毎日同じ時間にできなくても問題ありません。
思い出せて、動けるタイミングがあれば十分です。


原則③ 例外を設けない

習慣化が壊れる最大の原因は、**「間が空くこと」**です。

「月に1回くらいなら…」
それは例外ではありません。

何もしない日があると、心は一気に離れます。

対策は2つだけです。

① 代わりに何かする

忙しい日は、

  • 1分だけ
  • 準備だけ
  • 触るだけ

それで十分です。

② 日数リセットルール

  • 1日空き → セーフ
  • 2日連続 → リセットしてやり直し

何もしない=挫折
少しでもやる=継続

ここを甘く見ると、必ず失敗します。


「〇〇しない目標」は続きません

  • × お菓子を食べない
  • ○ 小皿に分けて食べる
  • ○ ヘルシーなお菓子に置き換える

やめるのではなく、別の行動に置き換えることが重要です。

原則は、「する目標」も「しない目標」も同じです。


原則を知っても、人はすぐには変わりません

理論だけでは動けません。
人間だからです。

しかし、原則をもとに対策を修正し続けていると、
ある日突然、うまくいき始める瞬間が訪れます。

誰かと比べる必要はありません。
一気に理想へ近づく必要もありません。

たとえ少しずつでも、
自分で決めた方向に進んでいるという実感

それこそが、継続を支えてくれます。


著者・書籍について

書籍名
『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』

著者:戸田 大介
行動データをもとに、再現性の高い「続ける仕組み」を研究・提唱している。

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MOTEKIN
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駆け出しブロガー
40代独身の雑記ブログ。
色々発信中
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