【書評】超コミュ力|話さなくていい。好かれる人がやっている“聞き方”の技術
【書評】超コミュ力|話さなくていい。好かれる人がやっている“聞き方”の技術
「コミュニケーションが苦手なんです」
そう感じている人ほど、ぜひ読んでほしい一冊が 田村 淳 著『超コミュ力』 です。
この本を一言でまとめるなら、
コミュ力とは、相手に気持ちよく話させる力
話が上手い必要も、面白いことを言う必要もありません。 むしろ「話さない勇気」を持てる人ほど、コミュ力は高い。
そんな価値観を、具体的で再現性のある方法として教えてくれるのが本書です。
コミュ力は才能ではない。技術である
本書が一貫して伝えているのは、
- コミュ力は生まれつきの才能ではない
- 特別なことは一切いらない
- ちょっとしたコツの積み重ね
ということ。
「上手に話せないからダメ」なのではなく、 相手の心をつかみ、心を動かせるかどうか。
不器用でも、相手の話を丁寧に聞ける人のほうが、 会話という視点では圧倒的に“コミュ力が高い”のです。
超コミュ力が身につく6つのアクション
本書では、誰でも今日から実践できる行動として、次の6つが紹介されています。
- 相手を安心させる笑顔をつくる
- TPOに合わせて表情を使い分ける
- 上手にうなずく
- 肯定から話を始める
- マウントを取らない
- 相手が話しやすくなる質問をする
どれもシンプルですが、意識している人は意外と少ないものばかりです。
「うなずき」は最強のコミュニケーション技術
特に印象に残ったのが うなずきの重要性。
- 声を出すうなずき → 相手がリズムに乗れる
- 声を出さないうなずき → 真剣に聞いている姿勢が伝わる
- 深いうなずき → 納得・理解していることが伝わる
ポイントは「句読点」。 本を音読しながら、句読点ごとにうなずく練習をするのもおすすめと書かれています。
ちなみに、
うなずき=同意ではない
納得していなくても、話を聞く姿勢としてうなずいていい。 この考え方は、人間関係をかなり楽にしてくれます。
田村淳式SNSリアクション
会話で使える超シンプルなリアクションがこちら。
- すごい
- なるほど
- そうなんだ
無理に気の利いたことを言わなくていい。 まずは相手の話を肯定的に受け取ることが最優先です。
コミュ力の正体は「質問力」
本書の核心はここです。
- 相手の話を取らない
- 遮らない
- 奪わない
そして、
会話では自分ではなく、相手に話してもらう
と決めること。
特に効果的なのが「Why(なぜ?)」の質問。 5W1Hの中で、もっとも相手との距離を縮められるのが「なぜ」です。
初対面で困ったら、
- 何をやりたいですか?
- それをやろうと思った理由は?
と、相手の“欲望のデータ”を取りにいく。 これだけで会話は驚くほど続きます。
質問するときの4つのコツ
- 自己開示をしてから質問する
一方的な質問は不信感を生む - 質問のハードルを下げる
答えにくそうなら補足する - 必ず共感を入れる
理解・共感を言葉で示す - わからないことは素直に聞く
知ったかぶりをしない
質問はテクニックではなく、 相手への興味の表現なのだと感じました。
初対面・苦手な人との会話にも使える
印象的だった具体例がこちら。
「あの、うまい棒って何味が好きですか?」
重くない、正解もない、答えやすい。 初対面の最高ネタだそうです。
緊張する場面ほど、
- 想いを伝えようとしない
- 良い質問を投げる
この切り替えが、会話を一気に楽にしてくれます。
嫌なことは、嫌と言っていい
本書は「いい人でいよう」とは言いません。
- 嫌なものは嫌とはっきり言う
- そのほうが良い関係が築ける
否定はしない。 でも、理由と感情はきちんと伝える。
早く言うことは、優しさなのだと気づかされました。
コミュ力は人生を支える土台になる
- 聞いてくれる人が居場所をつくる
- コミュ力があれば出会いが変わる
- 笑顔が集まり、毎日が楽しくなる
本当のコミュ力とは、
相手に気持ちよく話させる力
その積み重ねが、人間関係も、仕事も、人生も支えてくれる。 そんな一冊でした。
こんな人におすすめ
- 会話が苦手だと感じている人
- 初対面が緊張する人
- 婚活・仕事・人間関係をよくしたい人
- 「聞く力」を磨きたい人
書籍情報・購入リンク
書名:超コミュ力
著者:田村 淳
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https://www.amazon.co.jp/dp/4478118099
好かれるのに、お金はかかりません。
やるか、やらないかだけ。
今日から一つでも実践してみると、 会話の景色が確実に変わります。

